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同じ釉薬なのに色が変わるのはなぜですか?

  • 同じ釉薬でも、焼成する方法によって、発色が変わります。
    陶芸では、「酸化焼成」「還元焼成」主に2通りあり、焼き方によって、同じ釉薬でも、発色が大きく異なる場合があります。

  • 例えば、釉薬に「銅」を含むものは、「緑色」になったり「赤系」の色になったりします。
    酸化焼成では「緑色」に、還元焼成では、朱色・ピンクなどの「赤系」の発色をします。

  • 焼成をする時は、目的とする発色に最適な焼成方法(酸化か?還元か?)をご確認のうえ、釉薬をお選びいただくことがポイントになります。

  • 当店の釉薬商品ページの写真に、「酸」「酸化焼成」と表示しているものは、酸化焼成用となります。
    「還」「還元焼成」と表示しているものは、還元焼成用となります。

  • 例:銅が「緑色」に発色する釉薬
    『織部(おりべ)釉』は、「銅」を含む代表的な釉薬です。
    酸化焼成により「緑色」に発色させます。 還元で焼くと、本来の色とは異なる「赤系」の発色になってしまいます。
    電気陶芸窯は、通常は酸化焼成なので、織部釉の作品焼成に適しています。

  • 例:銅が「朱色」に発色する釉薬『辰砂(しんしゃ)釉』も、「銅」を含む釉薬ですが、還元焼成により「朱色」に発色させます。
    酸化で焼くと、本来の色とは異なる「緑系」の発色になってしまいます。
    炎の出るガス窯や石油窯で還元焼成ができます。
    電気陶芸窯の場合は、還元バーナー付きのタイプでのみ、還元焼成ができます。

  • 陶土の種類による発色
    酸化・還元以外の発色への影響として、陶土の種類が影響することがあります。
    白土は、鉄分をほとんど含まないため、釉薬への土の影響は少なく、本来の発色がきれいに出やすいと言えます。

    赤土は、鉄分を含むため、釉薬の種類によっては、発色がくすんだり、渋めに出ることがありますが、この点も釉薬の面白さでもあります。
    陶土と釉薬の組み合わせも、お楽しみください。

  • 釉薬の厚みによる発色
    釉薬の厚みが影響することがあります。
    薄すぎると、陶土が透けたり、陶土の成分の影響を受けやすく、釉薬の本来の発色がでない場合があります。

    釉薬を厚めに掛けると、本来の発色が出やすくなりますが、厚掛けしますと釉薬が流れたり垂れたりすることがありますので、ご注意ください。特に、流れやすい釉薬は、厚掛けしないように注意が必要です。
    釉薬の最適な厚みは、はがき一枚分などと表現しますが、釉薬により調整ください。
    釉薬の最適な厚みは、各釉薬のパッケージに表示してあります。

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