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大人の塗り絵Q&A

大人の塗り絵について

絵でも描いてみたいなって思う気持ちがあってもなかなかスタートがきれない方、・・・「大人の塗り絵」で絵を描くことの楽しみを知るのも方法です。まずは、色を付けてみることから。
こどものころに親しんだ塗り絵からより大人の目線で満足できる作品ができるのが「大人の塗り絵」です。


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何で塗ればいいのですか。

描く材料は何でもいいのです。まず色を塗ってください。
色鉛筆、水彩色鉛筆、水彩絵の具、顔彩などなど、身近な画材で楽しんでください。画材までセットされた塗り絵を選ぶのも方法です。
色を付けることで、より作品がいきいきと、描いたあなたも楽しく、完成させたことの満足感も想像以上。また、その作品を飾ることで、癒し空間づくりに。
ハガキタイプの塗り絵でおたよりすると、知人、友人にまでにも、癒しのおすそ分けができるかも。


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どんな塗り絵がいいのでしょうか。

あなたの好きな題材の作品を選ぶことが一番。
<ちょっと絵でも描いてみたいなぁと思っておられる方々の意見としては…>
1. あまり塗るのに難しくない塗り絵がいい。
2. 女性の方には、花が人気です。
  だれもが知っている花は(バラ、コスモスなど)もちろんですが、日頃接することがない花も描いてみたい方も多いようです。高山に咲く花、野山に可憐に咲く花など。
3. 男性の方には、風景も人気。
  日本の風景(かやぶき屋根など)、海外の行ってみたい風景。
4. 塗り絵の見本絵は、やはり実際に描く画材で描かれた塗り絵がいいのでは。見本絵が版画であったり、油絵であったりするよりも、水彩色鉛筆や水彩で描かれた作品の方が、描き易いかも知れません。これは好みにもよりますが。


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塗り絵技法ガイド

水彩色鉛筆で描く「桃」

まずは、桃や葉にはない色で下塗りをします。これらの色は完成時にしたから透けて見えるので、色に厚みをつける効果があります。ここでは、葉に青や黄、桃にはオレンジや黄を、また、枝には薄く赤を入れてみました。色鉛筆を寝かして使い、気軽に大まかに塗ってみてください。ただし、あまりくらい色を濃く使わないようにしてください。仕上げの色が鈍くなってしまうことがあります。明るく鮮やかな色を使うと良いでしょう。

水をつけた筆で水彩色鉛筆を溶かし、下塗りで塗った色のザラツキを無くし滑らかにします。これが次に行う描写の下支えとなります。

「桃」は柔らかい質感なので、色鉛筆を立てず、寝かし気味にして使い、力をあまり入れずに描いていきます。下塗りの黄色が透けて見え、桃の色を美しく見せる効果が出ています。
また、表面の薄毛の表情を出すために、更に色鉛筆の「白」を重ね塗りしてみました。

「枝」は桃と異なり硬い質感です。色鉛筆を立てて使い、タッチを残しながらゴツゴツと描いていきます。ここでも下塗りの効果が出ています。

葉脈は色鉛筆を立てて使い、葉の表面は色鉛筆を寝かして描きました。
質感に合わせてタッチや筆圧を変えて表現することを心がけてください。



色鉛筆で描く「石榴(ざくろ)」

実際にはない色で、下塗りをしましょう。色に厚みや変化をつける効果があります。ここでは、葉に青や黄、石榴にはオレンジや黄を、種にはピンクを入れました。
ただし、あまり暗い色を濃く使わないようにしてください。仕上がリが暗くなってしまうことがあります。明るく鮮やかな色を使うと良いでしょう。

タッチを形に沿わして描くと、よりいっそうの量感が表現できます。
色鉛筆の特徴の一つとして、「タッチが残る」ということがあげられます。何本もタッチを重ねていくことにより、複雑な質感にしていくことができます。

色鉛筆のもう一つの特徴として、細部の描写に向いていることがあげられます。種などの細かいものを、しっかりと丁寧に描いていくことが出来ます。石榴の種の透明感を出すために、一粒一粒の種の中に、下塗りで塗ったピンクを残すようにしながら描いてみました。

更にタッチを重ねていき、よりいっそう対象物の質感に近づけて行きましょう。タッチを何本も重ねることにより、密度を出しましょう。石榴の色は赤一色ではなくオレンジや黄緑なども使ってみました。葉は、下塗りの黄を活かしながら葉脈に沿わしてタッチを入れます。

色鉛筆は特性上、色を塗り重ねていってもなかなか暗くなりません。ですので最後に積極的に暗い色を使い、絵にメリハリをつけましょう。ココ!と思うところを、思い切ってしっかり暗く塗ってみてください。
種の隙間や果実に残る萼(がく)を、暗い色で描写することで、石榴の特徴を強調してみました。



透明水彩で描く「和南瓜」

まずは、明るい黄と青色で下塗りをしてみました。透明水彩は色が透ける素材なので、魅力的な色味を出すのに下塗りはとても効果的です。明るく鮮やかな色を使うと良いでしょう。
いったん乾燥させてから、カボチャの色をのせていきます。水を多めに使い、複数の色を滲ませ合いながら使うことで、透明水彩ならではの美しい混色を作ってみましょう。

一度完全に乾かしてから、筆先を使い濃い緑でカボチャの溝を描いていきます。乾燥させてから描くと、滲まずハッキリ描写することができます。
前段階で作ったにじみをなるべく残しつつカボチャの溝を描くことで、にじみがカボチャの皮の質感を表す効果的な表現へとなりました。

種の隙間を描くことで、種の形を浮き上がらせてみました。そのものを描かずにまわりを描くことで形を浮かび上がらせる技法は、様々なケースで使うことができます。特に細かいところを描写する時にはとても有効です。
更にここでは、茶色でアクセントをつけて、種のリズムを強調してみました。
このカボチャのヘタには方向性があるので、その流れに沿ってタッチを入れると良いでしょう。

水彩は一度乾いても、水を加えると溶け出すことができる特性を持っています。その性質を利用して影を描いてみました。
接点を意識して強い色をしっかりと置いてみました。 これを水を含んだ筆で、溶かしながら広げていくと、自然な階調で影を表現することができます。色が濃すぎた場合は、ティッシュで軽く押さえて濃度を整えてください。


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